一文字追うごとに後頭部をブロックで殴打されるような鈍い衝撃を与えてくれるので
夢中になって読み耽ったら、熱病にうなされるような高揚感が耳の後ろから滲んで来て、頭がボーっとして足の先が痺れてきて目が霞む感じを味わえる魔法の本。
セリーヌの本を読んでると文体からリズムというか、音楽を感じます。
フランス語はわかんないけど、日本語でも充分文字が躍ります。
ジャズバンドのアフロアメリカンが真夜中にトランス状態で
冷たい汗撒き散らしながらドラムソロを叩き散らすような、そんなイメージ
最近寝る前に読み返してるんですけど、改めて
本当にかっこいい文学だと思う
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